FXコラム『FXの指標トレードPart.3』

FXコラム「FXの指標トレードPart.3」

前回のFXの指標トレードPart.2 の続きでFX指標トレードについて書きます。

FXの重要な指標の発表をどのようにFXトレードに活用するのか?

以前に書いたとおりFXにおける指標は発表後の動きを事前に予想することは 非常に難しいです。つまり事前に予想不能な要素です。 なのでFXにおいて指標トレードで注意することは、指標トレードををしないことです! なんて書くと怒られそうですが(笑)、実際に指標の前にポジションを沢山持っていると 自分の思惑の逆に行かれたら大けがをします。なので大きな指標の前にはポジションを減らす、 あるいはストップを入れておいて損を限定しておく必要はあると思います。 事前に予想不能なことに自分の資金を晒すことはただの博打です。 FXを博打ではなく資産運用と考える人なら指標の前にポジションを持つ 丁半博打はすぐにやめるべきだと思います。

しかし指標トレードと言っても事前にポジションを持たなければ 話は違ってきます。これも前に書きましたが、大きな指標はレンジを ブレイクしてトレンドを形成し始めるきっかけにされることが多いのです。 つまり指標発表後に形成されたトレンドはしばらく続くことが多いのです。

なのでFXの指標トレードの正しいやり方は、指標発表前には ロングもショートもポジションを整理して、ほぼスクエアな状態で 指標発表を迎えます。そして指標発表後の乱高下は何もしないで眺めています。 お祭のような乱痴気騒ぎに参加する必要はありません。ヘタに参加するとロングして 損切り、ショートして損切りと往復ビンタを喰らうかもしれません。ここは我慢して クールに眺めてやり過ごします。

そして指標発表後の乱高下が収束して、レンジをブレイクして トレンドが出始めるた時、その時に初めて参加します。 逆にトレンドらしいトレンドが出なかったときは見送るのです

恐らくこれがFXで一番勝率の高い指標トレードの方法です。 ただ指標は日本時間の遅い時間に発表されるのでトレンドが出始める前に 眠らなければならない場合もありますよね。その時は「○円を抜けたらロングする」 というような逆指値を活用しても良いかもしれません。

最強の指標トレード必勝法は指標発表後のトレンドフォローです。 逆に指標発表前にポジションを持つのはエキサイティングではありますが、 タダのギャンブルです。勝つときもあるかもしれませんが、手痛い傷を負う 可能性も高いです。FXでは大きな怪我をしないことが大事です。エキサイティング ではないかもしれませんが、クールに指標トレードを実践しましょう。


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