FXコラム『FXの指標トレードPart.2』

FXコラム「FXの指標トレードPart.2」

前回のFXの指標トレードPart.1 の続きでFX指標トレードについて。 FXにおける指標は発表後の動きを事前に予想することはとても難しいです。 なのでファンダメンタル分析はあまり意味がないと思います。 しかしテクニカル分析の面から見た場合には FXの指標を完全に無視するのもちょっと怖い部分があるのです。

FXの重要指標の発表が控えていると相場は膠着して レンジ相場を形成し始めることが良くあります。 いわゆる「指標待ち」の状態になりFXマーケットが あまり動かなくなるのです。

そして指標が発表されます。それまでレンジ相場で貯まっていた 鬱憤を晴らすかのように一気にレンジ相場をブレイクします。 レンジブレイクした相場は一気に新たなトレンドを形成して その後はしばらく継続することが多いのです。

レンジ相場が上にブレイクするか、下にブレイクするかは その時にならないと分かりません。指標の数字が予想に対して 良いのか、悪いのか。そしてその結果をマーケットがどう捉えるかに よってどちらにも行く可能性があります。それは誰にも事前には 分かりません。

どちらに向かうかは分からないにしても、指標というタイミングが レンジをブレイクするタイミングに使われるのです。指標の発表は まさに「ヨーイ、ドン!」というレンジブレイクをする、新しい トレンドを形成するタイミングのスタートの合図になるのです。

それでは重要な指標の発表をどのようにFXトレードに活用するのか? それは「FXの指標トレードPart.3」に続きます。


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