FXコラム『FXの指標トレードPart.1』

FXコラム「FXの指標トレードPart.1」

今回はFXの指標トレードについて書きます。 FXをやっているといろいろな指標が各国で発表されることが分かります。 GDP(国内総生産)、貿易収支、物価指数、雇用統計、 FOMC(米連邦公開市場委員会)など上げればきりがないぐらい 毎週数多くの指標が発表されております。

実際に重要指標が発表された後に相場が激しく動くこともあり、 FX関連の指標をまとめたサイトが人気があったりします。

しかしこの毎日のように発表される重要指標を知ることで FXで勝てるようになるのでしょうか?

答えはNOだと思います。FXの指標はその結果によって単純に 良い結果だったら上がる、悪かったら下がるというものではありません。

確かに昔はもうちょっと単純に指標の結果に反応していた気がします。 アメリカの指標が良ければドル高、悪ければ円高のように。 しかし最近特に2008年以降は全く指標の結果とその後の動きの連動性が 見れないのです。指標の結果を完全に無視する時もあれば、 逆に過剰に反応したり、悪いは全く逆の反応を見せることがあるのです。

指標の結果とその後の動きに相関関係がないのであれば、 FXにおいては指標の事前予想や結果の結果の数字を調べたりすることは 無駄な作業だと思います。極端な話指標は無視してもいいぐらいです。

ただしFXの指標を完全に無視してテクニカルだけで FXトレードするのもちょっと怖い場合があります。 やはり超重要指標だけは押さえておく必要があると個人的には 考えています。それは損を避けるためでもあり、テクニカルの精度を より高めるためにも有用です。FXの重要指標をを押さえておくべき 本当の理由については「FXの指標トレードPart.2」で書きます。


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