FXコラム『なぜテクニカル分析が必要か?A』

FXコラム「なぜテクニカル分析が必要か?A」

今回は前回に引き続きFXにおいてなぜ「テクニカル分析」が必要なのかについて書きます。 FX初心者の方にはぜひ押さえておいて欲しい話題ですので、しっかりとお読みください。

テクニカル分析をしないでFXトレードをしているFX初心者の方は結構いると思います。 なんとなく安いなと思ったらロング、なんとなく高いなと思ったらショート。 いわゆる自分の思惑でFXの売買をしているFX初心者の方です。

思惑トレードが一方的に悪いとは言いません。世の中には思惑だけで勝っている天才も 全くいないとは言い切れませんので。

しかし残念ながらFX初心者の大半の方は生まれ持ってのFXのトレードの天才ではありません。 9割9分のFX初心者が普通の凡人だと思った方が良いでしょう。

凡人であるFX初心者の方が思惑で売買すると結果は見えております。 勝ったり負けたり収益が安定しません。しかも勝っている時の理由も分からないし、 逆に負けている時の理由も分からないはずです。だってそもそも明確な根拠があって 売買している訳ではありませんから。そう、FX初心者の思惑による売買はただの 運になってしまうのです。

しかしそんな凡人であるFX初心者の方でもある程度収益を安定させ、 それなりの根拠をもってトレードできるのがテクニカル分析なのです。

テクニカル分析のメリットはエントリーやイグジットに明確な根拠が持てる点です。 移動平均線がクロスしたからエントリーしたとか、トレンドラインを割ったからショートしたとか。 毎回のトレードのアクションの根拠があるので、うまく行った時も失敗した時もどういうトレードが 原因だったのか分析できます。そしてその分析を次回以降のトレードに生かして、よりうまく行くように 微調整しながら改善すことが出来るのです。

テクニカル分析のメリットはそれぞれのトレードの根拠が明確なので、再現性が高いのです。 うまく行ったパターンは今後も繰り返し使えるし、うまくいかなかったパターンは今後は避けるように することでトレード技術が向上するのです。

思惑トレードではそうはいきません。同じ失敗を何度も繰り返すし、逆に絶好のチャンスを みすみす見逃すことも多いです。トレードの再現性が低いためにトレード技術がいつまでも 向上しないのです。

上記のような理由でもテクニカル分析はFX初心者の方も必ず身につけるべきだと思います。


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