FXコラム『FX初心者のファンダメンタルとテクニカル』

FXコラム「FX初心者のファンダメンタルとテクニカル」

FXで勝つためには、相場の先を読む必要があります。相場の先を予想して ロング、またはショートのポジションを持つわけです。FXのみならず投資全般において マーケットを分析する手法としてはファンダメンタル分析とテクニカル分析があります。 一般的にはFXでもこのファンダメンタル分析とテクニカル分析を駆使してマーケットの未来を 読むことになります。

それではまずファンダメンタルとは何なのか、テクニカルとは何なのかについての説明から 始めます。

ファンダメンタルとは、直訳すると「経済の基礎的諸条件」と言う意味です。 つまり「ファンダメンタル分析」とは世界の経済などの基礎的諸条件の動向から、今後のマーケットの値動きを予測する手法です。 相場に影響を与えるファンダメンタル要因としては、政治・経済・株式市場・商品市場などが挙げられます。 これらのファンダメンタル要因から為替相場がどのように動くかを予想するのがファンダメンタル分析です。

次に「テクニカル分析」とは、為替の値動きをグラフ化した「チャート」を使って、過去の値動きから将来の値動きを予測する方法を指します。 過去の相場の値動きを分析して、そこから繰り返されるパターンを見つけて、未来の値動きの予想に活用します。

FX初心者のころは「ファンダメンタルやら、テクニカルやら覚えることが多くて大変だな。」と思うでしょうが、 程度の差こそあれFXトレーダーは皆ファンダメンタルやテクニカルを学習しています。まったく勉強しないでFXトレードをするのは 全くルールを知らないでスポーツに参加するのと同じくらい無謀なことです。FXプレイヤーたちが意識的、無意識的にかかわらず 影響を受けているルールなのです。

「FXではファンダメンタルとテクニカルのどちらが重要か?」とFX初心者の方から質問を受けることがよくあります。確かに勉強するなら より重要なものを身に付けた方が良いですからね。ただファンダメンタルもテクニカルも両方身に付けた方が強いトレーダーになるのは確かです。 ファンダメンタルとテクニカルは車軸の両輪のようなものであり、両方身につけることで複合的に相場を分析して、より高い精度のトレードを可能にします。 ただ個人的にはどちらかというとテクニカルにより力を注ぐべきだと考えております。これはまた別のFXコラムにて説明します。

FXは行き当たりばったりで感情のままにトレードして勝てるほどやさしいものじゃありません。長期的に勝てるトレーダーになるためには ファンダメンタル・テクニカルの学習は避けて通れないものです。このサイトでもファンダメンタル・テクニカルについても順次説明をしていきます。 入門的な部分からで構わないので、少しずつ少しずつ知識を積み上げていきましょう。


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